『よしかわ』 #184
[『よしかわ』 #184]
ラーメン店を探すとき、なるべく無化調のお店を選ぶようにしています。
今月は新たに、新所沢の「こてつ」と、北本市の「よしかわ」の、
いずれも無化調のお店に行ってきました。
無化調の場合、当然旨みを抽出するために、動物系なら骨の量、魚介系なら魚介が
大量に必要になります。
コストも手間もかかるのに、価格は化学調味料を使う店とそうそう変わらない。
頭が下がります。
「こてつ」は、かなり待たされましたが、一口食べた瞬間にそんなことは許せてしまう味。
動物系の香りを消す程度の魚粉も出しゃばり過ぎず、コクもバランスのよいスープでした。
「よしかわ」では、煮干しラーメンの白にしました。
スープが、「和」そのもの。
煮干しなのに臭みもエグ味もなく、旨みが突き抜けます。
麺の食感はモチモチでなく歯切れのよい細麺。
店内が煮干しの香りが強いこと意外、ラーメンには何のマイナス点も見つかりません。
全てのメニューを食べ付くしてみたいと思わざるを得ませんでした。